最初の記事は何にしようかなーと2秒ほど悩みましたが、やっぱり今Hotなこの銃のお話で始めます!w

ミロク MSS-20。知らない人が見たらライフルと勘違いしそうな外見…おそらく国内でも一番メジャーなボルト式の散弾銃ですね。
出会いは友達の銃を選びに鉄砲屋さんに付いていったときでした。その頃はトラップ射撃に夢中だったのですが、Twitterなどでスラッグ弾での静的射撃や動的射撃(ランニングターゲット)ができるという話も聞いていて少し興味が湧いていた感じ。友達が上下二連銃を選んでるときに、ガラスケースの中にこの銃が並んでいるのを偶然見つけてしまい、友達が決めるよりも早く二丁目の銃を決めていたのでした(笑)
どんな銃?
ボルト式スムースボアのスラッグ射撃に特化した散弾銃です。そもそもボルト式の散弾銃自体そんなに種類がないのですが、その中でもスムースボアの20番はこの銃だけです。
精度がいい
ボルト式の利点として、銃身と機関部が完全に固定されている等々の理由から自動銃やポンプ式に比べて精度が高いと言われています。実際、相性のいい弾を使うと50m委託10発でCtC 60mm程度になりました。

ただしこれがずば抜けて精度がいいかというと少し疑問です。自分で撃ったわけではないので直接比較できないのですが、ハーフライフルは別としても、スムースボアの自動銃などで同程度のグループを出している画像も見るので、命中精度としては「スムースボアのスラッグ銃の中では最高クラス」という評価が妥当なんじゃないかなーと思ってます。
2019/08/31 追記


最近こんなグループが出てしまいました。ともに5発ですが素晴らしい精度です。1回しかやっていないので毎回コンスタントにこれだけ纏まるかはわかりませんが、大会等で撃っていても明らかに狙ったところと違うところに飛んだ!みたいなことはほぼないので、とても安心して撃てます。
100mのほうは12時方向7点と8点の間を狙っています。ドロップ量は僅か5cm。スムースボアでは20cmくらい落ちる、的の上端を狙って真ん中に来る、などという話を聞いていたのでホントに色々と予想外でした。
現行のレッドバード射撃用と、私のMSS-20の相性はかなり良いみたいです。私の、と書いたのは、MSS-20はロット毎に改良されていて、銃身の内径も違うなんて話を聞いたことがあります。
私のは交換チョーク式になる前の、古い固定チョークのモデルですが、最新の固定チョークのモデルと比べると違ったりするのかなー。
撃ちやすい
とても撃ちやすい銃だと思います。スラッグ弾は反動が強い!痛い!みたいな情報が多かったので、初めて撃つときはホントにビクビクしながら引き金を引いたのを覚えています(笑)確かにトラップ使う散弾に比べれば反動は強いものの、痛いということは全然なくて、今では一日100発撃っても全然平気です。(お財布はあまり平気ではないですがw)

反動に関してもほかの銃でスラッグを撃ったことがないので直接比較はできないんですよねー。ただ慣れてる方でも12番やハーフライフルは痛いっていう話をよく聞くのでMSSは特に軽いのかなーと勝手に思ってます。
あとは引き金のフィーリングがとても良いです。これは自動銃などと大きく違う点ですね。
練習費用が(比較的)安い

ハーフライフルで使うサボットスラッグに比べると弾が安いです。クレー射撃と違ってラウンドごとにお皿代がかかるわけでもないので、殆ど弾代だけで練習できます。コストだけ考えるならばハンドロードのほうが安くなりますが、手間がかからない既成装弾で安定して当たるというのは大きなメリットだと思います。
かっこいい

かっこいい!!!(重要)
弄りがいがある

実はMSS-20を本格的に撃ち始めたのって今年に入ってからなんです。岩本山射撃場の月例会に初参加したあたりから本格的にスラッグ射撃にハマってしまい、そこからスコープを交換したり、ストックを交換したり、ヘンナモノつけたり(笑)して今ではこんな姿に…w
上下二連なんかに比べると自分好みにカスタマイズできる要素が多いのも、楽しめる点かもしれません。
交換したパーツなどについては後々紹介していきますー。
ストックの交換は
警察へ届けるの?
銃の全長が変わるので届け出が必要になります