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ランニングターゲット競技の紹介!始め方、コツなど

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ランニングターゲットとは?

50mランニングターゲット公式標的

ランニングターゲットとは、ライフル、エアライフル、または散弾銃のスラッグ弾で移動する標的を撃つ競技です。長いのでRT、動的などと呼ばれることもあります。

公式競技は何故か日本ライフル射撃協会ではなく日本クレー射撃協会のランニングターゲット部会の管轄になっています。

公式ルールは銃の種類によって異なり、装薬銃は全て50mで上記の標的を使いますがエアライフルは10mでの競技になり標的も異なります。エアライフルの競技は私自身やった事がないので、以降は装薬銃での50mの競技についてメインに書いていこうと思います。

Fastで狙える時間は2.5秒以下!

装薬銃での競技は射台から50m先にある10mの隙間を5秒かけて標的が流れるSlowとその半分の2.5秒で流れるFastがあります。公式ルールではセンターファイアライフル部門、リムファイアライフル部門、スラッグ部門に別れていて、それぞれ射撃数が異なり、センターファイアはSlow20発Fast20発の400点満点、リムファイアはSlow30発Fast30発の600点満点、スラッグはSlow10発Fast10発の200点満点となっています。

スキート射撃のような待機姿勢

公式ルールでは、銃床が腰に触れている状態で待機していて、的が見えてから据銃することになっています。なので、実際に標的を狙える時間は的が流れるのに掛る5秒、2.5秒よりもさらに短くなります。ただし、見ての通り実包を装填した状態で銃口を斜め上に向けて待機することになるので、安全管理上はあまり宜しくないんですよね。そういう理由からなのか、猟友会の大会などで行われる非公式の動的射撃は予め銃を構えた状態から的を動かすのが一般的になっています。

どうやって始める?

必要な道具は?

MSS-20

静的射撃に使う道具があれば、それ以外は特に特別な道具はいりません。銃はもちろんライフル銃もしくはスラッグ弾の撃てる散弾銃が必要になります。ランニングターゲットを始めたくてこれから銃の所持許可を取るという人であれば、いきなりライフルの所持は出来ないのでボルト式の散弾銃がオススメです。ランニングターゲットに限っていえばミロクMSS-20、もしくはサベージ220turkeyが、精度や反動の少なさ、練習コストなどからベストな選択だと思いますが、12番の自動銃、ポンプ式などでも勿論撃てますし、実際公式大会で優勝されている方もいます。ただしスコープはほぼ必須なので、光学機器を載せられる銃から選ぶといいと思います。

25倍だと細かく狙えますが、視野がかなり狭くなります

スコープの倍率は人によって様々で、1-8倍などの低倍率のスコープを使う人もいれば、私のような高倍率信者もいます(笑)低倍率で上手な人もたくさんいるので、自分に合った倍率を見つけるのがいいと思います。Marchの2.5-25倍のようなスコープを買えばどんな倍率でも試せます…が高いです(笑)最初は4-16倍くらいのスコープが無難かなーと思います。

どこで撃てる?

ランニングターゲットを撃てる射撃場は全国的にも限られているようです。ランニングターゲット部会の公式ホームページに一覧があります。個人練習で撃つことも出来ますが、射撃場によっては静的と射台が共通で他に射撃をしている人がいると動的を動かせなかったりするので注意が必要です。

ランニングターゲットの東部公式、日本選手権の会場は岩本山射撃場

個人練習以外で動的を撃つには、ランニングターゲット部会の公式大会・練習会、猟友会や銃砲店主催のライフル・スラッグ大会、SNSの仲間内でやる練習会などに参加する方法があります。

私が初めて動的を撃ったのは、Twitterで繋がっているジャガおさん主催の動的練習会でした。ジャガおさんは私に動的の撃ち方を教えてくれた偉大な方です!!(笑)こういった練習会はほとんどないので、多くの方は猟友会の大会などで初めて動的を撃つことになると思うのですが、いきなり動いてる的を撃てと言われてもどこを狙って撃ったらいいのかもわかりませんよね。それに大会では10発20発程度しか撃たないので、おそらくなんだかよく分からないまま終わってしまうと思います。その点、こういった練習会では参加人数にもよりますが50発とか場合によってはそれ以上撃つことが出来ますし、周りの人からのアドバイスも貰えるのでひじょーーーに練習になります!ランニングターゲットに興味がある方は是非参加してみることをオススメします!

どこを狙って撃てばいいの?

静的射撃と違い標的は移動しているので、センターを狙って引金を引いたのでは着弾までに的が進んでしまって着弾は後ろにずれてしまいます。なので標的の移動分を見越して前方を狙って撃ちます。スキート射撃でも用いられるリード射法という撃ち方です。トラップ射撃のように、標的を追い越しざまに撃つスイング射法も可能だと思いますが、スイング速度を一定にできないと着弾がズレてしまうのでリード射法より難しい感じです。上手くできれば遠心力で上下のブレを抑えられる分、高得点を狙えそうな気もします。。w

必要なリード量は弾速によって変わってきますが、20番のレッドバード射撃用スラッグ弾の場合は弾速が1400fps程で、Slowのリード量が25cm程度になります。公式標的の場合はイノシシの目のあたりです。

ミルドットなどのメモリ付きのレティクルなら的紙が変わってもリード量が分かりやすいです

ただしこれは私の場合で、同じ銃、弾でも撃ち方によってリード量は違うようです。狙点が曖昧では絶対に当たらないので、自分の銃、弾ではどこを狙えば真ん中に当たるのかを練習で掴むのが先決です。公式標的の場合は問題ないですが、猟友会の大会などでは毎回標的が違うことがほとんどだと思います。なので標的の大きさを予め測っておくか、スコープのレティクルなどを利用して常に同じリード量で撃てるようにするのが重要です。

公式競技では標的が動き始めて据銃するので、据銃がスムーズにできないとその分標的を狙うのにかける時間が減ってしまいます。なので充分な据銃練習をして、据銃した時にレティクルの中心に標的を捉えられるようにするのがベストです。慣れないうちにスコープの倍率を上げすぎると、据銃した時に標的が視野に入らずそのまま行ってしまう、、なんていう悲しい事故もありうるので初めはスコープの倍率はあげすぎない方かいいかもしれません。

静的射撃にはない面白さ!

射撃競技の中でもかなりマイナーな部類に入るランニングターゲットですが、静的射撃ともクレー射撃とも違う面白さがあります。クレー射撃と違って的の動きは一定なので、適切な狙点で引き金を引ければ必ず当たるのですが、まあこれがむずかしいです笑

公式ルールでスコープが使える競技であり、銃や弾の制限もほとんどないので道具を選ぶところから既に勝負が始まっています。高得点を出すためには入念な準備と練習が必要です。

装薬銃で始める場合はほとんどの方はスラッグ弾を使う散弾銃からになると思いますが、日クレのランニングターゲット部会に入会すれば、ライフル銃の推薦を受けることも出来るので、10年を待たずにライフルの所持も可能です。

興味がある方は是非始めてみましょう!

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Auther のうぇる

クレー射撃をするため2018年に猟銃所持許可を取得。スラッグ銃での静的射撃や動的射撃(ランニングターゲット)なんかにも手を出して射撃にどっぷりハマってます。

Twitter @nowel_d