教習射撃から約1週間後、頼んでいたライフルの部品がようやく銃砲店に到着しました。速攻で組み上げてもらい、教習から2週間遅れで所持許可申請を出すことが出来ました。

この辺りは散弾銃の所持許可申請とほぼ一緒です。違いは申請の時に推薦書を提出するくらいかな。静岡県では最初の所持許可の時に県警本部へ行っての面接というのがあったのですが、今回は特にそういうことも無く、申請したらあとは待つだけ。年内に許可が降りるかどうかギリギリのタイミング。。
そして待つこと約30日、標準処理期間より少し早く、ギリギリ年内に許可が降りました!!
ようやく手元にライフルが!

東京の銃砲店で組み上げをお願いしていたので、このご時世の中取りに行く訳にも行かず、郵送で送ってもらいました。到着は12/24クリスマスイブの夜、最高のクリスマスプレゼント🎁です笑
この銃はカスタムアクションをベースにバレルやトリガーなど全て別々に購入して組み上げてもらったカスタムライフルです。
ランニングターゲットで使うならそこまで高い精度は必要ないので吊しのライフルでもなんの問題もないと思うのですが、ストックもトリガーもバレルもどうせ交換するだろうし、、そうすると機関部しか残らない…?ソレならいっその事…ということで最初から全て好みのパーツで組み上げてもらいましたw
機関部

この機関部の特徴は銃身の固定がバレルナット式で、ヘッドスペースの調整が容易に出来る事です。道具さえあれば自分でも銃身交換できるらしい!練習で撃ちまくる予定なので、銃身寿命が来てもすぐに交換できるように替え銃身も購入してあります笑
基本的にレミントン700互換の機関部で、ストックやトリガーなど700用のものが使えるので色々な部品が選べます。この辺りはだいたいどこのカスタムアクションも一緒ですね。
ボルト操作はスムーズそのもので、全くガタツキがありません。ボルトを引いたまま少し銃を傾けるとスーッと閉じていきます!MSS-20のボルトにもなんの不満もなかったのですが、これはもはや別次元…
あとは排莢の勢いが凄いです!
気をつけないと薬莢がどっか飛んでいきそうw
連射する競技で確実に装填、排莢できるように、ということなんでしょうが、今のところ国内では連射する競技は無いのでこんな勢いはいらないですね笑
薬莢は再利用するため、飛んでいってなくしたり凹んでしまったりすると困るので、エジェクターは外そうかなぁとか思ってます。
銃身

口径は223Remington、1:14ツイストのフルーテッドバレルです。軽い弾頭しか使わない予定なのでツイストレートは緩く、軽量化のため細めの輪郭を選択。おまけ程度ですが、フルートを掘ってさらに軽量化してありMSS-20の銃身と同じくらいの重さです。ただMSSと比べると重心はかなり薬室寄りにある為、銃全体の重心も手前寄りになり、結果としてとても構えやすくなりました。
ただこれでも1番細いものでは無いので、1番細くて軽いのも試してみたかったな~なんて気が今更ながらしています笑
ランニングターゲットの公式ルールでは20発連続で撃つので、熱々になりそうですが精度的にはそんなに問題ないみたいだし。。
まあそのうちですねww
トリガー

トリガーはDavid tubbツーステージトリガーを選択。ランニングターゲットのトリガーウェイトの規定は500gまでですが、このトリガーにすることで実際はそれより軽いフィーリングで引くことができます。
というか1年以上前から憧れていたトリガーなんですよね~w
MSS-20のトリガーと比べても抜群のキレの良さで感動しました( o̴̶̷᷄ ·̫ o̴̶̷̥᷅ )
ま、そんなに色々触ったわけじゃないのでほかのカスタムトリガーと比べてどうこうとは言えないんですが、Jewellとかより個人的にこっちの方が好みです笑
これもレミントン700用のパーツなのですが、純正やJewellと比べて色んなところがでっぱってるせいか、Ultimatumの機関部とは相性が悪く、取り付けがかなり大変だったようです。それでも短期間で取り付けてくれたガンスミスには頭が上がりませんm(_ _)m
ストック

MSS-20と同じ、GRSのシンセティックモデル、Bifrostを選択。同じラミネートのSporterでも良かったんですが変化をつけたくて笑
構えた感じはほぼ同じで、重心がグリップ辺りにあるのでバランスも良いです。

ただ、この写真で分かるように、トリガーからグリップまでの距離がMSSと比べてかなり長くなっちゃうんですよね。。ストックのせいというか、機関部とトリガーの位置関係がそもそも違うからなんですが。トリガーの方である程度調整可能で、ギリギリまで手前に出してるんですがそれでも長い。トリガーの調整機構的にはもっと手前に出せそうなんですがそうすると今度はトリガーガードと干渉してしまいます。この辺は要調整ですね~。
あとはGRSストック自体、重量が1350gと決して軽くないんです。ハンティングストックだと600gなんていうのもあるらしいのですが、角度の着いたピストルグリップの方が好みなのと、チークなんかの調整機構は欲しいんですよね。。幸い700用のストックは色々なメーカーが出しているのでもっと良さそうなのを追追探しますw
適合実包

22口径でも国内では大口径扱い笑
カスタムライフルなので機関部と銃身の選び方で、好きな弾に設定できたのですが、223Remingtonを選択しました。
理由は単純で、国内で薬莢が安定的に入手出来る大口径実包のうち、もっとも反動の小さい弾だからです。
ランニングターゲットを撃つのにある程度の弾速は欲しいし、反動は小さければ小さいほど撃ちやすくなる。。ということでこれを選びました。
いわゆるワイルドキャットカートリッジなども含めるともっと良さそうなのもあったりするのですが、その場合は薬莢や弾頭を個人輸入しないとならないのでたくさん練習するのには向かないんですよね。。2丁目を買う機会があったら試してみたいです笑
223Remingtonも国内では狩猟には使えない競技専用の実包になり、既成装弾の販売もありません。なので弾は全てハンドロードです。ハンドロードについてはまた次の記事に書こうかと思います。
はじめまして、223レミントンで こちらに着きましたが ちょっとお聞きしたいのですが この銃は 都内のどちらで作っていただきましたか?私は 222レミントンを持っていますが 今後の参考に是非教えてください。