11月4日から8日まで5日間、グアム旅行に行ってきました!グアムは今回が初めてで、日本では出来ない色々なアクティビティを体験してきました。
通しでの日記も書こうと思っていますが、とりあえず1番期待している人が多そうな射撃のレポートから書いていきますw
写真多め、動画埋め込み多めです。動画は音量に注意してください!
グアムには射撃場がいっぱい!

今回宿泊したデュシタニグアムリゾートのある、タモン地区のホテル街にはそこら中に射撃場があります。日本人観光客が多いので需要も多いのかなー、5,6位は見かけましたし、全て日本語で看板が出ていましたw
私は1度だけ韓国の観光射撃場で拳銃を撃ったことがあります。まだ国内で所持許可を取るより前の話で音と反動にびっくりしていた記憶があります笑
ウェスタンフロンティアビレッジ
予定では、射撃は最終日だけのつもりだったのですが、2日目に街をプラプラしていたらいつの間にか吸い込まれていました笑

こちらはホテルから徒歩5分程の距離にある屋内射撃場です。オーナーのおじさんは日本人で、予約から操作の説明から全て日本語で受けられるので英語がわからなくても安心ですね。事前予約が必要みたいなのですが、当日というか直前にホテルから連絡して行ってもOKな感じでした。

射台は分厚いパーティションで区切られていて、銃も車台にチェーンで繋がれているので、万が一暴発しても隣には当たらない安全設計。距離は10mで縦長の標的です。
22LRから44MAGまで色々な口径の銃が選べます。初めは22LRから始まる女性向けのセットコースを勧められたのですが、22LRは多分物足りなさすぎるので、9mmから始まる男性向けのセットコースを撃つことにしました。
射場内部は撮影禁止だったので写真はないのですが、弾は全てリロード弾で、弾頭は鉛むき出しのキャスト弾頭でした。9mmと45ACP、44MAGを撃ったのですが、薬量が少ないのかどれも撃ちやすかったです。

置いてあった銃は全てオープンサイトで、ライフルサイトのように照門と照星を合わせるタイプ。当然ライフルや散弾銃のように肩に付けることは出来ないので両手だけで構えるんですが、、もーーー揺れる揺れるw
普段の50mに比べたらすごく近いし的も大きいのですが全然当たりません笑
それでも全体的に右下に集弾してるのはガク引きなのかなぁ。
軽快に連射できる!
日本の射撃場のように1発装填のルールはないのでもちろん連射できます。弾倉も2発までとか5発までとかじゃないので笑
反動が軽いのも相まって、撃ちやすくて軽快にパンパン撃てて楽しかったです。ただ個人的にはもっと強烈な反動を期待していたのでちょっと物足りない感じも笑
私の撃ったコースは30発で$50だったので、日本でスラッグを撃つより安いくらい。ライセンスも不要で手軽に、日本では不可能な拳銃の射撃が楽しめるので、グアムに行った方には是非体験してもらいたいです。
GOSR野外射撃場
そして本番の最終日、事前に予約もしておいたGOSRへ行ってきました!
日本では見られない銃&弾がたくさん!


こちらはタモン地区から車で40分程度の郊外にある屋外射撃場です。事前予約が必要ですが、送迎もしていただけるので移動の心配はありません。
屋外射撃場は他にもあるみたいですが、こちらの魅力は工場装弾が撃てること。観光客向けの火薬を減らしたリロード弾などでは無いので、本来の反動、威力が体感できます。そして銃の種類がとても豊富で、50口径のライフルや拳銃まで撃てること!他にも日本では絶対に許可が降りなさそうな軍用銃とかもいろいろ撃てます笑

コースを選択
GOSRでは予算に合わせて非常にたくさんのコースが用意されています。その中から選んでもよかったのですが、私の場合は撃ちたい銃(弾)がある程度決まっていたので、それを指定してカスタマイズコースで撃たせてもらいました。
今回は大口径のライフル&拳銃、連射出来る軍用銃、それとコイン撃ちに挑戦したかったのでそれ用のライフルを選択。
初めは肩慣らしに撃ちやすい拳銃を撃たせてもらうことに。拳銃の種類は全然わからないので、オススメを聞いたら9mm弾のグロック勧めてもらいました。
弾を弾倉に込めるところから!
撃つ銃と弾の数を決めて受付したあとはスタッフの方にそれらを用意してもらいます。私はかなり量が多かったので、用意が終わるまでしばらくほかの人の射撃を見学していました。お客さんはやっぱり男の人が多かったですが、中には女子2人組とかもいて、エアガンが好きなサバゲーマーとのこと。拳銃の構えがすごく様になってます笑
ちなみにオーナーさんは日本人ですがスタッフはほとんどアメリカ人で、基本英語でした。身振り手振りと、重要なところは日本語も織りまぜてくれるので英語がわからなくても何とかはなりそうですが、アメリカ人らしいハイテンションでジョークも混じえて話してくれるので英語で話した方が楽しい感じです笑

しばらく待つと弾と銃が机の上に並べられました。同時に拳銃の弾倉も渡されて、弾のこめ方を教えて貰います。
グロックの弾倉はプラスチック製ですごく軽いです。コツを掴むと結構ハイペースで入れていけるんですが、最後の数発は結構固くて入れるのが大変笑
3日ぶりに拳銃を撃つ!
狙うのは10m先の的紙。先日と同じようにオープンサイトで狙います!撃ち味は先日のリロード弾がパンッっていう感じの軽い音だったのに対して、こちらはバンッってかんじw
強さ自体は大したことないですが、重く響くようなリコイルが来ます。そして自動銃なので撃つ度に薬莢が飛び出すのがカッコイイ!笑
15発入りの弾倉を2つ、あっという間に撃ち終わると、「キミ上手だね!メタルターゲット撃たない!?」って言われて隣のレンジへ案内されましたw
メタルターゲットを撃つ!
第3レンジは金属製のプレートが色んな距離に並べられていてそれを壁の陰から撃つ感じでした。対人戦闘とかを想定してるのかな?笑
距離は聞かなかったですが、1番近いターゲットでも15mくらいはありそうで、拳銃で果たして当てられるのか不安😥
当たると金属音がしたり、的が回転したりするのでペーパーターゲットに比べると撃ってて楽しいですねー!あんな金属板を撃って跳弾してこないのか少し心配ですが、大丈夫でした笑
デザートイーグル 50AEに挑戦!
肩慣らしが終わったので、世界最大の自動拳銃、デザートイーグルに挑戦しました。使用弾薬は50AE。私が普段撃っているレッドバードの20番スラッグ弾とほぼ同じ弾頭重量と銃口初速を持つという恐ろしい拳銃。。あの反動を軽い拳銃で、しかも肩付けは出来ないので両腕だけで支えなければなりません!



この銃は私の三倍くらいの腕の太さがあるスタッフの方が撃ってもキツいとのこと!大丈夫かなーww
万が一暴発すると危険なので、弾倉は使わずに一発ずつ装填して撃ちます。さらに最初の1発は横で支えてもらいながら撃ちました。それくらい危険なようです笑
そして引き金を絞ります。。グロックとは比較にならない凄まじい反動で両腕が90度近く跳ね上がりました!この時最初にテンションがかかったところから一気に引いたら思いきりガク引きしてしまい、ターゲットのペットボトルの手前に大穴が開きました笑
2発目からは「キミなら大丈夫!」と言われて支えなしで1人で撃ちます。引き金もツーステージだよーと教えて貰い、今度はゆっくり絞っていきます。そして再び爆音と大反動でペットボトルが消し飛びました笑
確かに凄まじい反動ですが、痛いとかイヤになるとか言うことは全くなく、クセになる感じです!最初に頼んだ3発はあっという間に終わってしまい、追加の3発を購入して結局6発撃ってきました笑
しかし銃自体が重いことと、やはりガク引きしてしまっているせいでひじょーに当てづらい銃だと感じました。次回来る時はもっと撃ちまくって遠くの的にも当てられるように挑戦したいですね笑
ライフルでコイン撃ち
GOSRでは標的の持ち込みが出来るようになっていて、その中にあったコインが気になっていました。
日本では当然的紙と1部の射場で撃てる風船以外を撃つのは違法ですが、こちらではなんでもありですw
折角なのでアメリカの硬貨のど真ん中を撃ち抜いて記念に持って帰ろーとか思ってました笑
ちなみに日本の硬貨を撃つと日本に持ち込んだ時に法に触れるらしいのでダメです。現地でお釣りで貰った効果を使用します。

使用銃はサベージM12、弾薬は22-250。22口径で銃口初速が4000fpsに届くという超高速弾です。ちなみにランニングターゲットの用ライフルを選ぶ時にちょっと興味があったのですが、日本だと薬莢が手に入れずらいのでやめた弾だったりします笑
距離は30mくらいかな?コイン撃ちは当たるかどうかは腕次第だよーと言われたので全部当てる気持ちでいきました!笑
まずは着弾点が分からないのでフロント依託で1発撃ってみると、若干上めの着弾!この距離でライフルなら散らばることは無いと思うので、そのまま少し下目狙いで何発か撃ってコインに穴を開けていきました。弾は最初から弾倉に込めてあるのでボルト操作だけで排莢装填が完了します。ライフル薬莢が排莢されるキーンって音がカッコイイですねw
リコイルはかなり軽く、MSS-20の3分の1とかそれくらいに感じました。銃もMSS-20より軽かったのでこれほどの高速弾でも軽く撃てるライフル早く欲しいなーとか思いながら撃ち続けますw

5発くらいで穴あきコインは結構できた感じなので、残りは立射で撃たせてもらいました。立射でもこの距離ならコインに当たりますね!リコイルが本当に軽いので、すごーく撃ちやすい!早くライフル欲しい!!!w
軍用の自動銃を撃つ!

日本でも狩猟用途なら自動ライフルは所持できますが、早くてもまだ9年後ですし、そもそもこういった見た目の銃は許可が降りないみたいです。見た目で許可が出たりでなかったりっていうのも変な話ですけどねー。


この銃はドラグノフというロシアの狙撃銃で、弾薬は7.62×54R。。弾の大きさ的には308と同じくらいなので軽く撃てるのかなーと考えていたら。。w
思いのほか強烈な反動!さっきの22-250とは比べるべくもなく、MSS-20と比べてもかなり強い印象です。それもそのはず、この銃はなんとバットプレートがゴムでも皮でもなくなんと鉄の板!笑 それは痛いよww
スコープは見た事がない形。専用設計なのでしょうか、銃の横のレールに取り付けられています。視野は黄色がかっていて安物スコープ感がありますが軍用品ってやっぱりそんな感じなのかな笑
ゼロインがイマイチだったみたいでレティクルのセンターで狙うとやや右上に着弾する感じ。ライフルでは近くのペットボトルとかは撃っちゃダメみたいで、1番遠くにある風船や空ボトル、消化器!車!?などがターゲットになりますw
少し調整したらこちらも立射で撃ってみました。
銃が軽いのでオフハンドでも楽に構えられます。1番遠く(70mくらい?)にある🎈も割れました!w
自動銃なのでガチャンガチャン排莢するのが楽しいですねー!銃身はかなり細く、軽く丈夫な作りです。猟銃としても非常に使いやすそうですがどなたか日本で申請してみませんか?笑
338lapuaを撃つ!

さらにもう一丁ライフル、サベージM110 338lapuaです。日本でも所持できる口径で、たまに大会で見かけます。後ろであの爆風を浴びていつか撃ってみたいと思っていたので撃ってみることにしました笑
金属製のシャーシにピストルグリップというカッコイイ外見です。338lapuaの強烈な反動を抑える巨大なマズルブレーキが着いています。スコープはleupoldのものが乗っていました。

ターゲットは同じく1番遠くにある諸々。この銃は弾が5発しかなくて追加も高いので、2発だけ依託で撃ってスコープが合っているのを確認したら残りは立射で撃ちました。重さは8kgとかなり重いですが、ヒップレストならなんとか構えられます。的が大きいので多少揺れても充分狙える感じでした。
反動はマズルブレーキが効いているのか、思ったほどではなかったです。前のドラグノフと同じくらいかな?鉄のバップレではない分、こちらの方が痛くなくて撃ちやすいくらい笑
しかし威力は凄まじく、奥にあった消火器を狙って撃ったところ、いいところに当たったのか、白い煙を上げて大爆発しました笑
ボルト操作で飛び出す巨大な薬莢がカッコイイですねーw
バレットM107A1を撃つ!

そしてついにメインイベント、50口径ライフルのバレットM107A1を撃ちます!!使用弾薬は50BMG。20番スラッグは口径で言うと62口径くらいあるのでそれより小さいのですが、薬量が桁違いで銃口初速は倍、弾頭重量は660grもあります!338lapuaが小さく見えるほどの巨大すぎる実包に思わず笑ってしまいましたwww


銃のレンタルが弾3発付だったのですが、もう2発追加してひとまず5発撃つことに。全てが大きいので弾倉に弾を込める作業もダイナミックですw
弾は勿論ファクトリーロードなのですが最初から煤で汚れたような後が。箱を見るとどうやらリユースの薬莢で詰めている弾みたいですが薬量は減らしてないみたい。


銃はとにかく巨大で150cmくらいありそうです。重さは15kgくらいあるみたいで、抱えるのがやっとwさすがに立射では構えることすら出来なかったので大人しく依託で撃つことにしました。過去に1人だけ、熊みたいなロシア人が立射で撃ったことがあるとか笑
バレット撃つぞーコールの後に安全を解除してついに射撃開始です。トリガーを引き絞撃つと、、、ドカァン!!!という爆音と衝撃波!そして長く重いリコイル!反動がゆっくりと伝わってくるような感じで、痛いことはないですが、銃と言うよりは大砲でも撃ってる様な感覚。
そして銃自体がかなり後退した感じがしましたw肩付けをしっかりしないとスコープが目にぶつかりそうですw
この銃はなんと自動銃なので巨大な薬莢が排莢されてそれがまた大迫力です。スローモーションの動画も撮ってみましたw
ターゲットはアメリカのナンバープレートにまず3発!スコープはしっかりあっているみたいで狙った場所にスラッグのような大穴が開きましたw

続いてコンクリートブロックを遠く(80mくらい?)に置いてもらってそれを撃ちました。動画を撮ったのでご覧下さいw
さらに残りの弾で消火器を撃つ!338の時よりすごい大爆発!笑
あっという間に5発撃ち終わってしまい、追加でもう1発買っちゃいました笑
いやークセになりますねw
通いつめてる方もいるみたい!
たまたま射撃場で一緒になった日本人の方と休憩中に話していると、なんとその方は今年既にグアムに9回!来ているとのこと。
しかも3日間の滞在で毎日GOSRに通っているらしく、自分の銃を購入してお店で預かってもらっているんだとか!
確かにグアムは交通費も安くかなり気軽に来れる感じですが、それにしても凄いですねーww自分の銃なので弾さえあればうち放題みたいで、箱買いしてるのを見せてもらいました笑
かなりマニアな方みたいであんまり時間もないのに銃の話ですっかり盛り上がってしまいましたw
バレットを撃ち終わって満足していると、なんとその方に銃と弾を分けていただいてさらに追加で撃てることに!ありがとうございます!!

最後にお借りしたのはこの銃!使用弾薬はグロックと同じ9mmです。9mmは程よい反動でパンパン連射できるので撃っていて楽しいですねー。
最後はダブルで撃ってみないか!?と言われて両手に銃を持って二丁拳銃に挑戦!
両手で交互に引き金を引いて撃ちまくりました!狙いはまともに付けられないので近くのペットボトルにたまに当たる程度ですが、すごく気持ち良かったですww
費用は?
今回私が撃った銃は、
- グロックG17 9mm 100発以上!
- デザートイーグル 50AE 6発
- サベージM12 22-250rem 10発
- ドラグノフ 7.62×54R 10発
- サベージM110 338lapua 5発
- バレットM107A1 50BMG 6発
これに射撃場の利用料、送迎費、有料標的(コイン、ナンバープレート、コンクリートブロック)込で$600くらいでした。現金払いのキャンペーンをやっていて、$100ごとに9mm弾10発サービス、さらに貰った弾もあったので9mmは150発くらい撃ったような気がします笑
所要時間はこれで3時間くらいでした。飛行機の時間があったので後半少し急ぎ気味になってしまったのが残念。。次回は丸1日時間を取って行きたいですねw
銃の使用料+弾代というシステムなので、1種類の銃を撃てば撃つほどお得な感じです。何人かで行くと銃のシェアもできるみたいなので、そうすればもっとリーズナブルかも。
そしてグアムはLCCで行くとめちゃくちゃ安いです。私は今回初めてのグアムで、LCCも初めての利用だったのですが、航空券は往復でなんと3万円でした。
ホテルも安いところにすれば予算10万円くらいで撃ちまくりツアーに行けるかも?w
アメリカンな楽しい射撃場です!

グアムにはたくさんの射撃場がありますが、色んなところでGOSRがオススメと紹介されています。銃の種類が豊富なのもそうですが、様々なターゲットを撃つことが出来たり、スタッフの人たちがみんな陽気ですごく楽しく射撃ができました。おすすめなのも納得です!
スタッフの人数が多く、レンジに入る時は必ず一人一人にインストラクターがついてくれるので安全性が高いのも嬉しいですねー。撃ち終わったあとは全てスタッフが脱法確認してくれていました。
そういう訳で11月の平日でも大人気みたいで私が行った時には14人もお客さんが来ていました。それでも少ない方で多い時は30人くらいになるとか。ただ、ほとんどの方は30分とか1時間で終わって帰っていくので後半は私たちと常連のおじさんだけになって、ゆっくり撃つことが出来ました。
日本での射撃も楽しいですが、自分の所持している銃以外は触ることが出来ないですし、撃てる標的も限られています。グアムなら好きな銃で好きな標的を好きなルールで撃てるのでここで射撃大会とかやったらめちゃくちゃ面白そうだなーなんて思いました!
こんにちは
9月に初めてグァムに行きGOSRにも
行きました。
ツーハンドで撃たせて
もらえたのですね!
私もやれば良かったです(>_<)