最近ブームのアレのお話。銃口部分に装着するマズルブレーキという部品です。その効果は射撃時のガスを隔壁に当て、また斜め後方に逃がすことで反動を軽減する、というもの。
専ら大口径のライフルに装着されるパーツですが、海外のフォーラムなどを見ると散弾銃でも効果があるようです。
買ってみた
というわけで買ってみました、マズルブレーキ。サイズはオーダーメイドです。ステンレス製で約270gあります。アルミ製も選べるのですが、重いほうが効くでしょ!と思ってステンレスを選択しました。取り付けは銃身に差し込んでボルトで締めるだけなのでとても簡単です。


MSS-20は銃身が重く長いので、元々重心が前のほうにあるのですが、これを付けるとさらに顕著になります。具体的には弾倉より前に重心がありますw
実際にこれを取り付けた状態とつけていない状態での比較をした動画です。弾はレッドバードの射撃用。依託でも立射でも確かにリコイルが軽減しました。体感ですが3割くらい軽くなった印象です。
スコアは上がる?
立射などのスコアは特に変化なしです。リコイルが軽くなったからと言って急に当たるようにはならないみたいですね(笑)。フリンチング予防になったりするかなーとも思ったんですが、そういう効果も今のところないです。
デメリットは?
私の条件ではリコイルは軽減され、精度にも悪影響はなく、射撃音も特に変わりなし、デメリットといえば重くなったことくらい。ただオフハンドで長時間構えるのはかなりつらいので、正直ランニングターゲットに使うのはイマイチかもしれません。。
マズルブレーキとしての作用?
しかし他の人に聞くと「精度が大幅に低下した」、「リコイルが大して減らなかった」という話もあり、銃と弾によって効果はマチマチな模様。。特にサボット弾との相性が悪いという報告が多いので、試したい方は慎重にどうぞ。
GGWのマズルブレーキはアルミ製も選べるのですが、それを買った人が「全然効かなかったから重りを付けた」といって鉛を巻き付けていました(笑)
結局重さで効いてるだけでは…❔という疑惑が残っているのですが、もしそうなら悲しくなるので試してはないです(笑)