日本国内でライフルを所持するためには、一般的に散弾銃を継続して10年以上所持する必要がありますが、公式の射撃協会に所属して推薦を貰うことで、それ以下の所持歴でもライフルを所持することが出来ます。
私は昨年5月に日本クレー射撃協会のランニングターゲット部会に入会しました。ランニングターゲット部会では入会後1年経過で推薦の為の検定の受験資格を得られ、それに合格することが推薦を貰うための要件になっています。
ランニングターゲット部会のライフル検定

今年はコロナの影響で記録会が中止になったり色々ありましたが、6月に春季公式大会が開催されてその時にライフル検定もやって貰えました。
ライフル推薦の為の検定は部門によって合格点が異なるのですが、スラグの場合はスロー20発で70点以上という基準になっています。ただし今回は公式大会ということで、種目がスロー10ファスト10だったので、それで70点以上なら合格、点数が足りない場合は大会後にスロー10を撃ちなおして、スロー20で70点以上なら合格、という少し変則的な形になりました。
ライフル射撃に関する講習会の受講

ライフルの推薦を受ける為には検定の合格に加えて、ランニングターゲット部会が行っているライフル射撃に関する講習会を受講する必要があります。内容的には法令とランニングターゲットのルールの説明みたいな感じでした。
特に試験などもないので話を聞いて終了証明書を貰えばOKです。有効期限は無いみたいなので、入会後すぐに受講しても良かったのですが、私はタイミングが合わずに検定後の受講になりました😅

この講習会の時に推薦のために必要な書類を一式貰えるので、これらを集めて提出します。書類提出後は推薦委員会を待つだけ!しかし推薦委員会もコロナのせいで遅れ、結局開催されたのは9月の末日でした😅
推薦書の受け取り&教習資格認定申請
そして委員会か終わって1週間ほどで、RT部会から推薦書が送られてきました!

この推薦書があればいよいよ教習射撃、所持許可申請へと進むことができます。必要書類は…
- 教習資格認定申請書
- 県証紙8900円
- 証明写真2枚
- 所持許可証
- 診断書
- 身分証明書
- 同居親族書
- 経歴書
- 推薦書
教習射撃の為の資格認定に必要な提出書類は散弾銃の時と同じもの+この推薦書です。ただし、住民票は所持許可証があれば省略できるようで、役所で発行しなければならないのは身分証明書だけでした。経歴書や同居親族書も私の場合は最初の所持許可の時から変わっていなかったので、保存していたデータを印刷して終わりw
診断書も予め書いてもらっておいたので、推薦書が届いたらすぐに教習資格認定申請に行けました。私の所轄ではライフルの申請は珍しいみたいで、いつもの担当の人だけじゃなくて本部の人?が手伝いに来ていたみたいで一緒に見てもらいましたが問題なく申請完了!
しばらくして警察の家庭訪問があり、銃の保管状況なんかを確認。そして申請からちょうど30日で所轄から入電!無事に教習資格認定がおりました!

とにかく早く教習射撃へ行きたかったので、警察からの電話の直後に射撃場に電話して必要な弾の数と教習射撃の予約できる日を確認しました。猟期中で先生が土日はいないということで、数日後の平日になってしまいましたが最短で予約を入れ、火薬類の譲り受け書類をちゃちゃっと書いて、速攻で所轄へいき、教習資格認定証とライフル弾の譲り受け証を貰ってきました~!
とりあえず前半はここまで。次回は教習射撃の話を書きたいな~と思います。